「企画屋のリクエストに対し、『できない』と言ってはいけない」
ということを言われました。
三つ子の魂とはよく言ったもので、結構、無理難題も、できないものかと、それに対して、時間を費やした気がします。
今みたいな低コストで短期間納品が好まれる時代では、考えられない時代ですね。
プログラマに限らず、あれもこれも全部入れたいという、ラーメンで言うなら、”全部入り”的なことを、やってましたよね。
また、それが、いわゆる、”いいもの”と思い込んでいたし。
でも、それって、ある意味、ここまで作ったんだから、万人に向けで、文句ないだろう的な、簡単に言うと、マーケティングよりも、開発者主導に過ぎなかったんだよなって思います。
別にこれは、ゲーム屋さんに限ったことではなくて、日本の産業は、すべてそちらに向かって競争しあっていたんじゃないかと。
完全版があった上での廉価版的な感じ。
そんなことを考えさせられた本がこちら。