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2008年12月24日水曜日

韓国版ドーハの悲劇

GetSports観ました。
日本でドーハの悲劇と言うと、あのサッカーワールドカップの予選なんでしょうけど、韓国では、2006年に行われたオリンピック予選なんだそうです。
この大会では、韓国はプロ選手で望み、日本はアマ選手。
韓国が優勝候補だったみたいなんですけど、惨敗。
そんな2年前を思い出しつつ、番組のテーマは、
「日本野球、WBC連覇へ提言!鍵は最大の宿敵韓国にあった!北京五輪金メダルの裏側に隠された衝撃の真実を栗山英樹が徹底取材!日韓関係者が語る秘証言とはいったい?」
でした。
このドーハで敗れた翌日から、韓国は国際大会で勝利できるように準備を始めました。
プロで使うボールも国際ルールで使うもの、ストライクゾーンも国際ルールに沿ったもの、そして何より驚いたのが、マウンドの高さまでも、国際ルール仕様にしたんだとか。
このドーハ大会では、韓国で活躍しているピッチャーがフォアボールを連発したようで、その教訓から、何もかも変えてしまったようです。
この柔軟性は、政治家みたいな頭の固そうなじいさま連中が顔を並べる日本プロ野球界のお偉方さんたちでは決してできないな。できても何年もかかるでしょうね。
あとロッテでもコーチをしていた人がインタビューに応えてて、「日本人は口ばかり。日の丸をつけて金メダル取りに来たといってても、ベンチに『肩が痛い、腰が痛い』などと言っていた選手が何人いましたか」みたいなこと言っていて、本当にガチンコ勝負に行く以前の問題とまでは言っていなかったけど、かなりそれに近いこと言ってましたね。
これは、選手だけでなく、周りの環境というか、バックアップの体制も違いましたからね。
このことの重大さを、野球界のおじいちゃんたちに教えてあげたいなぁ。
あと、選手も、世界に追いつけという気持ちがとても強くて、日本選手もあぐらかいていた部分もあったと思うので、あのオリンピックの悔しさは出場した選手だけでなく、野球界全体で忘れないで欲しいです。
柔道なんかでも、格下だと思ってなめていたコリアンパワーに負けた時期があったけど、今はいいライバルですよね。
野球界も韓国の強さを認めて、いいところはまねしていかなと、気づいたら後進国になりますね。
まぁ、国内のプロ野球で楽しんでいるだけなら別にいいんだろうけど、国際大会も出場しているわけですからね。
中途半端な気持ちだったら、アマ選手を出したほうがよっぽどいいですから。

WBCでは、サムライなんとからしいので、坊主にはならず、腹を切る覚悟で行って下さいな(笑)