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2008年12月9日火曜日

柴田亜衣、引退かぁ...

中村礼子に続き、柴田亜衣も引退です。

アテネ「金」競泳の柴田亜衣、引退へ

柴田を知らない人はこれが一番いいかも。
超・人 水泳選手 柴田亜衣

この文中にありますが、柴田の練習量はハンパじゃないです。
昔から飛びぬけて速かったわけでもなく、本当に努力の人だと思います。

「しんどくても、周りの選手の練習を見ると妥協できなかった。周りの人に負けたくないと思って練習したら速くなった」

彼女らしい、言葉ですね。

これは有名な話ですけど、抜粋。

バルセロナ世界水泳――。スタンドから見つめた決勝のレース。柴田は1人の選手に釘付けとなった。彼女の視線の先にいたのは、北島康介。世界の強豪を打ち破る彼の姿に、心が震えた。「同じ歳の北島選手が世界新を2つも出して優勝した。自分はただ来ているだけで、もの足りない。せっかく来ているのだから、決勝で泳ぎたいと思った」と柴田は振り返る。
北島の存在は、彼女の人生の道標となった。行く先は栄光の場所――。柴田は、はっきりとした「目標」を定めた。
「2004年の目標は、オリンピックしかない」柴田はその思いを田中コーチにぶつけた。田中コーチはこう答えた――「厳しい練習で、躰を壊す可能性がある。オリンピックに出たいのなら、僕に命を預けるかい?」。
田中コーチの指導のもと、今まで以上に過酷なトレーニングが始まった。練習時間を4時間から5時間に延ばし、誰も真似の出来ない膨大な練習量をこなした。
体がバラバラになっても構わない。その頃の柴田を支えていたのは、「オリンピックに出たい」「ファイナリストになりたい」という目標だった。あの時、バルセロナで見た北島康介に少しでも近付く為に......。

アテネ後に引退とも言われたんですけど、北島選手の「もう一度がんばろうよ」に励まされ、北京を目指したんですよね、確か。

お疲れ様でした。