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2010年2月17日水曜日

携帯Flash事情

PCの場合だと、最新のFlashPlayerへの更新は楽なので、最新のバージョンで開発ができる。
しかし、携帯の場合は、話がややこしくて、バージョンをあげることができない。
となると、どうなるかというと、FlashLite3.0や3.1に対応した機種が登場しても、下位のバージョンにあわせないといけない。
だいたい、携帯Flashのバージョンは9割がFlashLite1.1と言われています。
それ以前のFlashLite1.0というバージョンもあるのですが、これは使えたものではないので、FlashLite1.1が標準になっている模様。
FlashLite1.1と2.0で大きな違いは、プログラムを書く際に配列が使えないとか、制約があるんですけど、一番困ったなぁと思ったのが、パラメータ渡しです。
swfにパラメータを渡すことで、例えば、時間を渡して、swfの方で、昼の状態を表示するとか夜の状態を表示するとかできるんです。
一度、swfを表示してからだと、何かのキーをおすことで、通信ができるので、パラメータを取得することもできるんですけど、それじゃあつまらない。
一旦Flashをサーバーサイドで読み込んで、swf自体を書き換えてパラメータを渡すという方法を以前みたことがありますが、頻繁にアクセスにくる場合だと、その方法も使えない。
mixiアプリモバイルをいくつかみてみましたが、「あれ?FlashLite1.1でこれどうやっているんだろう?」と思っていたのですが、先程問題解決。
対象機種が、FlashLite2.0になっていました!
mixiアプリユーザだと、FlashLite1.1は切り捨てていいんでしょうね、きっと。
FlashLite2.0は、auとSoftbankは早く出たのですが、Docomoからは出なくて、1年遅れでFlashLite3.0に対応した機種が出たんです。
その1年が大きくて、みんなFlashLite1.1だったのですけど、よいよ、FlashLite2.0が主流になるんでしょうかね。
この辺のパラメータ以外だと、別にFlashLite1.1でも書けることは書けるので、ユーザー層見つつなんだろうなぁ。
100Kの壁崩壊とActionScript3.0になったら、携帯Flashももっと楽しめそうなんですけどね。
スマートフォンに勝つ気あるなら、原則キャリア関係ない、FlashLiteもメガFlashにしないとね。