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2009年11月2日月曜日

GetSports第525回

プロ野球日本シリーズ第1戦と第2戦の徹底検証を行った。
まぁ、VTRを流して、偽装スクイズはすごかったとかそんな感じなのかと思いきや、さすがGetSportsの検証の仕方は、見方が違う。
まず、ゲストが白井 一幸元日ハムヘッドコーチ!
シーズン中なのに、この人がここまで話しちゃっていいの?って感じで話してくれた、日ハム野球。
そもそも、今年は楽天と巨人になって、名将ノムさんの引導を原おサムライジャパンの監督が引き渡すっていうシナリオかと思いきや、日ハムが出てきて、やはりリーグ優勝チーム同士で、クライマックスシリーズなんていらないんじゃない?と思わせる展開となったわけなのですが、役者がそろっている両チームだけに、すごい野球してますね。

日ハムのすごさその1「カウント2-3にする。」
1番田中選手が2-1からねばって2-3にしてライト前ヒットにするシーンを紹介。
日ハムの選手は、2ストライクになってから、やることがあるとのこと。
1&2戦での2-3の数が、日ハム13、巨人4。
あと、リーグでの四球の数が、大差あった。

日ハムのすごさその2「バント成功率」
チーム成功率は7割5分で立派とされるバント成功率なのだけど、日ハムは8割5分近い成功率。
一方巨人は7割弱。

日ハムのすごさその3「つながる打線」
これは、その1の2-3のように前のバッターが粘ったあとに、次のバッターが初球を狙うんだとか。
バッテリー心理のフォアボールの後の初球といっしょですね。
その2のバント成功率の高さもつながる要因の一つで、初球で決めるのと決められないのでは、次のバッターやベンチの采配にもブレが出てくるんだとか。
いやぁ、たまたまつながっているんじゃなくて、つながるべき要因がそろっているってことなんでしょうか。

2-3にするテクニックとして、ファールにするやり方をレクチャーしていたけど、これは呼び込むんだそうだ。...ムズカシイね。

いやぁ、チーム力あるね、日ハム。
この白井さんの話はとても参考になったので、また今度見直してみよう。