キャッチャーズバイブルためになります。
誰も話さない、すごくマニアックなことを、古田がペラペラしゃべるから、より面白いですね。
今回は、ブロックの仕方なんですが、どこの本にも書いていないことを、古田が薦めていて、興味深かった。
あと、バント処理。
これまたすごくマニアックなのだけど、「１００％ミスしないやり方ではないけれど、一か八か勝負をかけるときには...」こんなやり方もあるという感じで話してくれた。
今までの話について思うことは、より実践的な話なので、すごく説得力がある。
ランナーがいないとかの練習ばかりでは、そんな発想もでてこないでしょうね。
練習がいくらうまくてもダメ。実践に使えてナンボですからね。
そういう実践の上になりたつ技術があると、練習試合１０勝よりも公式戦１勝ってことですよね。
それにしても、古田の脚のスパイクの痕もすごかった。
来月、よいよＤＶＤ付きで書籍化されるんだとか。
そういえば公式サイトでも、バックナンバーをオンデマンドで流すような感じだったし、youtubeからも削除されていたようなので、そういう企みがきっとあるなとはにらんでましたけどね。
こういうのを見ていると、それこそブルースリーの映画を見て、観終った後に強くなった気分になるのと同じように、なんだかうまくなった気になる。
不思議なものです。
子供のころは、頭がついていかないから、体で覚える。
大人になったら、体がついていかないから、頭で覚える。
このふたつのバランスがいいのは、やはり高校生ぐらいなんだろうなって、高校野球を観て思う。