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2012年5月9日水曜日

GetSports640回西武・中村剛也×工藤公康

おかわりくんは好きです。
高校時代から、ホームランを量産してた選手がいたのは、なんとなく覚えてて、それがおかわりくんだったというのは、あとから聞きました。
そして、レギュラー定着したぐらいのときに、「あのサードの太った人って走れるの?」って冗談半分に聞いたら、チームメイトの西武ファンの方から、「見かけによらず、速いんです!」と真顔で答えられ、とても興味を持ちました。

去年、統一球だなんだので、ボールが飛ばないとか言ってたんですけど、変わらずホームランを量産したおかわりくんを見て、ますます好きになりました。
シーズン開始直後は、飛ばないボールを意識しすぎて、自分のスイングができなかったのが、左手を怪我して、復帰戦で、なんと右手一本でスタンドインさせた!
そこからホームランの量産!

で、スイングを見ていくと、3点ほど気になるところが出てきて、まずは、構え。
元々頭の位置で構えていた手を、現在は胸のあたりまで下げ、傘をさすイメージでふにゃふにゃと言っていた!
ふにゃふにゃする構え、つまり力を抜いて構えるってことらしい。

次に、左足、つまりステップする足。
ステップする際に、つま先をキャッチャー方向に、かかとをピッチャー方向に持っていく。
これにより、より腰の回転をうませる。

そして、右足、つまり軸足。
これは、村上理論であった、打ったあとの軸足フリーフットってやつ。
落合に代表されるような、軸足重心の打ち方はよく見るけど、打ったあとに、軸足が浮く選手は初めて観た気がする。これにより、より腰を回転させるらしい。

おかわりくんの長打の秘密は、腰の回転によるものなのだなというのは、一目瞭然なのだけど、腰の回転により何が変るのかというと、”ヘッドの走り”ですよね。
ヘッドが走るので、右手一本でホームランが打てちゃうんだろうな。